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人生の扉

旅の楽しみって、やっぱり非日常の触れる事。

そして人の優しさに触れる事。

最近はスマートEXがあるので新幹線の席の予約をしても、いつでもスマホ1つで時間も席の位置も変更出来るので、私のようなマイペース人間にとってぴったりのシステムです。

今回はビジネスパーソン向け「S Work車両」でほぼ移動。

みんなお仕事モードの車両なので、とても静かで快適でした。

宿は神戸が思い出のモントレ神戸、そして後2日目は宿坊善通寺いろは会館と最後は京都の宿坊聞法会館で過ごしました。

みんな大浴場がついていたので心身共に癒されました。

今回の旅はお坊さん三昧だったのですが、私がお坊さんとご縁のスタートは今は亡き浅倉さんというお坊さんがいた代官山寺カフェでした。

浄土真宗のカフェだったのですが、「京都に行ったら聞法会館に泊まったら良いよ。ホテル以上だから」とのことでした。

いつも満員で、なかなか予約が取れなかったのですが、今回は取る事が出来ました。

確かに安くて、でもホテル以上の環境にびっくりです。

そして今回、なんと3人部屋。(驚)

チェックアウトしたときに「お一人で三人のお部屋でしたね」とフロントスタッフがにっこり。

あれ。。もしかしたら、天国から浅倉さんが手配してくれたのかな??と嬉しく思いました。

旅の最後の最後もまで良い事ばかりでした。

浅倉さんはお坊さんなのに同世代という事で、いつも音楽の話しで盛り上がっていました。

竹内まりやの人生の扉という曲のことをよく言っていました。

 

満開の桜や 色づく山の紅葉を
この先いったい何度 見ることになるだろう
ひとつひとつ 人生の扉を開けては感じるその重さ
ひとりひとり 愛する人たちのために生きてゆきたいよ

 

50歳をすぎた気持ちを表現した歌詞。

その頃、ちょうど50を迎えた私と浅倉さんにはこの歌詞がすごく胸に響いたのです。

私の会社の先輩達の定年のニュースが沢山届いています。

先日もよく遊んでいくれたお兄さん(先輩)が退職したとLINEが届きました。

毎日が賑やかで、可愛がってくれたお兄様(先輩)がたも第二の人生。

これはおめでたい事でもあるけれど、最近の私の心の中の寂しさはここにあるような気がします。

 

懐かしい職場に行っても、もう知ってる人がいないのは自分も年を取って証拠。

 

もうすぐ定年の職場で一番仲良しだった(35年に一緒に同じ職場)のNさんと旅の最終日、一緒にケーキを食べました。

どうしても元気に見せちゃう私も、この時のメンバーや同世代の人とは普通に老化の話しとか出来ちゃう。

病気自慢は老人の話題ではあるけれど、たまには共感も必要なのです。

「お客さんが来ないって焦って、忙しくなるともう嫌だと思っちゃう」そんな話しをしたら「35年前と変わらんやん」って回答。
さすがよくわかってる。(笑)

 

私には定年はありません。

みんなの第2の人生もビジネスに巻き込んじゃおうとそんな策略練っています。

 

明日は久しぶりの美由紀先生(木蓮)の鑑定です。

気楽に遊びに来て下さいね。

 

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megumi

大手ハウスメーカー、インテリア業界でインテリアコーディネーターを経験。福祉住環境コーディネーターとしてデイサービスのプロデュ―スを経験しシニア業界に興味を持つ。40代から出版界に入り、出版、イベント、OEMの企画、アーティストプロデュ―スを経験。 kikcafe ではネットワークビジネスや宗教勧誘などは禁止しております。kikcafe から商品やセミナーの紹介は一切行っておりません。

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