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1本の電話から

 

今日は久しぶりの雨模様。

晴れ女の私ですが、雨は嫌いじゃありません。

曇天より雨の日の方が好きです。

静かに流れる音楽と雨音、いつもせっかちな私もゆったりと流れる時間を1つ1つ丁寧に作業が出来ます。

お店の電話は、ベルが鳴る前に着信という文字にが点滅します。

たまたま何かに呼ばれたように、電話に目を向けると着信の文字。

080・・・・・。

「ブログのオーナーのmeguさんですか?」柔らかい関西弁でした。

京都で同窓会を久しぶりに開催するとかで、名前を検索したら私のブログがヒットしたそうです。

悲しくもその名前の人は5年前に天国に旅立った博也さんの事でした。

家族は、写真やお墓参りなどで常に故人といつも一緒にいるけれど、沢山の別れも時間と共に風化していってしまいがち。

博也さんの奥さんは、私の長い友人で、あちこちドライブしたり、カフェで長時間お喋りしたり・・・。

でも2人が仲良くしている事を博也さんは保護者のよう優しい目でいつも笑っていました。

天国に行ってから、私は保土ヶ谷にお店、奥さんの三帆ちゃんは北千住にお店を出したりと、気づけば1年に1回会えているのかな??という感じです。

たまたま昨日、善通寺にドライブした時にふと三帆ちゃんとのことを思い出しました。

昨日の運転担当の彩華さんが「あれ高速乗っちゃたかも?」なんて慌てていた時に、三帆ちゃんと出かける時はいつもこんな感じで

思いつきで富士山まで行っちゃったり、よくわかんないところ走ってたりしてました。

昔は私にスケジュールという文字はなかったのです。

都内にほぼいたので「めぐ今どこにいる?」「渋谷」「恵比寿に今みんないるから来ない?」「あっじゃあすぐ行くね」なんて毎日がこんな感じでした。

昔みたいにいつでも会えるって事は難しいけど今日の1本の電話は博也さんの「嫁はん宜しくな。。。。」っていうメッセージだったんじゃないかと思います。

京都人の博也さんが「めぐちゃんあんた京都ぽいわ・・・」っていう台詞今も心にあります。

冬の京都、来週行く予定です(笑)

 

KIKCAFE

横浜市保土ヶ谷区岩井町29-4

045-334-1114

 

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megumi

大手ハウスメーカー、インテリア業界でインテリアコーディネーターを経験。福祉住環境コーディネーターとしてデイサービスのプロデュ―スを経験しシニア業界に興味を持つ。40代から出版界に入り、出版、イベント、OEMの企画、アーティストプロデュ―スを経験。

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