現在の世界の人口約 76 億人(2018 年推計)をもとに、親しく会話を持つ人と出会う確率 を計算すると、2500 万の1だそうです。
人と人が知り合うということは奇跡なのです。
営業の仕事が多かった私は、自分から人脈を開拓してきたので、いつからか「人脈が広い人」と言われるようになりました。
カフェは待つ仕事で、お客様がこなければ人脈は広がらないので、自分が出会ってみたいと思う人を開拓するのは難しくなりました。
短調な日々は私にとって地獄なので、神様は次から次へとKIKCAFEに刺激的なお客様を運んでくれました。
KENJIもその一人でした。
細川健二という名前で2020年の秋にKIKCAFEに問い合わせがありました。
生粋の日本人という名前ですが、彼はイタリア人と日本人のハーフで生まれと育ちはアメリカウィスコンシン。
初めてKIKCAFEに来た時は、まだ意思疎通もお互い難しい感じだったのですが、頭の良いKENJIはあっという間にKIKCAFEの顔になっていきました。
出会いと別れはセットです。
せっかく仲良くなったのにKENJIはアメリカに就職する事になって、しばらくのお別れ。
今日はKIKCAFE最終出勤日でした。
ちょっと寂しいけれど、KIKCAFEの人はみんな卒業するとひと回り大きくなって帰って来るのです。
可愛い息子娘の成長なら別れも仕方ないのです。
数年後にまた日本に戻ってくる約束をしています。
「KENJIがBIGになったら、KIKCAFE NY店作ってね」私の冗談も笑顔で答えてくれるKENJIなのです。
チーム平成幹部の和田っちは、KENNJIとオンラインイベントを定期開催出来るように始動。
KIKCAFEの絆は切れないのです。
最後の英会話ごっこしていたら、「楽しそう」って急遽新規のお客様が参加されました。
KIKCAFEには常連も新規も壁はないのです。
しかもこのお二人、東京と川崎から保土ヶ谷に遊びに来て、あまりの寒さにたまたま休憩に飛び込んできたのです。
ミスチルのファンクラブ会員だったり、子供の頃私が好きだったチッチとサリーのファンだったり共通の話題もいっぱい。
昨日まで知らなかた人と一緒に楽しむ時間。
当たり前のようで2500 万の1の奇跡。
最後の最後までKENJIはKIKCAFEを盛り上げてくれました。
KIKCAFEhはこれからも上質な出会いを大切にしていきます。
KIKCAFE
横浜市保土ヶ谷区岩井町29ー4
045-334-1114