絵本の絵のフカ ヨミ・セミナー 講師:笠尾 敦司

出版社時代にお世話になっていた東京工芸大学の笠尾教授とKIKCAFEがコラボします。

絵本の絵のフカヨ・ミセミナー (講師:笠尾 敦司)をKIKCAFEで初開催します。

7/19(金)20:00〜22:00  入場料1000円(オンライン)
今回皆さんにご用意いただく絵本
はじめてのおつかい (こどものとも傑作集) 筒井 頼子 (著), 林 明子 (絵)
‎福音館書店 (April 1, 1977) 

皆さんご存知の「はじめてのおつかい」の絵の中には、沢山の仕掛けが隠れています。しかし、多くの人は隅から隅まで見ることはありません。セミナーに参加して沢山の仕掛けを見つけ出してみませんか?

絵本の絵はフカヨミをすることで、絵の奥に隠れている意図が見えてきます。しかし、日本には、絵を文章の様にフカヨミする習慣も、絵をフカヨミするために必要な教育もありません。ですので、私と一緒に絵本をフカヨミしながら、フカヨミの技術を身につけて頂きたいと思いこのセミナーを企画しました。

フカヨミをすることで、絵本深く楽しめるようになるだけではなく、発見力や洞察力がつき、その結果創造力も鍛えられることになります。すると、日常生活において多くの気づきが生まれるだけでなく人間関係を豊かにすることができるようになります。

基本的に良い絵本にはネタバレはありません。絵本の絵というのは何度も読まないと本当の意図は見えてこないからです。一度見ただけで分かったつもりになるのは実にもったいないことなのです。 絵をフカヨミしていくことで、皆さんの発見力、洞察力も、高くなります。絵本は高価ですが、その値段の何倍も楽しむことができるというわけです。

私は絵のフカヨミという行為そのものが遊びだと思っています。その遊びの結果として日常での発見力、洞察力がつくというのは 遊び=学び である子供と同じです。子供の心に帰りましょう。

ところで、著作権の問題により絵本の画像はzoomに出せませんので、皆さんのお手元に絵本をご用意頂く必要がありますので、必ず絵本をお手元にご用意下さい。また、できるだけ事前に読み込んでおいて下さい。基本的に絵本の情報みのを用いてフカヨミをするので、作者のことを調べて頂く必要はありません。絵をじっくり見てそこから気づくことが大切です。

※フカヨミセミナー入場券の1,000円はセミナー運営費用・会場設定費として徴収させていただきます。

次回予定
かいじゅうたちのいるところ
by モーリス・センダック (著), じんぐう てるお (翻訳), Maurice Sendak (原著)
冨山房 (December 5, 1975)

 

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megumi

大手ハウスメーカー、インテリア業界でインテリアコーディネーターを経験。福祉住環境コーディネーターとしてデイサービスのプロデュ―スを経験しシニア業界に興味を持つ。40代から出版界に入り、出版、イベント、OEMの企画、アーティストプロデュ―スを経験。

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