10年一昔という言葉があります。
10年も経つともう昔のことのようになってしまうという意味ですが、年を取ると10年は昔ではなく、つい最近のことのようで
そして今は10年前からの延長にしかすぎないと感じてしまいます。
最近還暦のことをよくブログに書いていますが、FACEBOOKを見ても「今日が会社最終出社日」という内容を目にしたり、還暦同窓会の企画が上がって来たりと、あー実感という感じです。
私がOL時代から心のサポーター的なNさんも、3月に定年と還暦を迎えました。
いつもはお誕生日会などはしないけれど、1つの節目として「お疲れ様」と「感謝」のお祝いをしました。
まだ22歳と23歳のお子様同士でハウスメーカーでペアを組んでいて、仕事中も悪ふざけばかりしていたのに気づくと大人を超えてプレシニアになっちゃいました。
私は転校ばかりして、長くご縁のある人は本当にいないのでNさんは貴重あ存在なのかもしれません。
いつもは他愛のない会話で時間を過ごして来ましたが、今回はきちんと腰が抜ける?くらい感謝の気持ちを伝えられたと思います。
2023年の私は、59年間私を大切にしてくれた人、みんなに感謝を伝える年と決めたのです。
今、私が元気で生きているということは、出会った人がみんな素晴らしかったからです。
善通寺の安藤和尚が、関東別院を去る時に家族より長く一緒に盛り上げてくれた関東別院の弘法大師と呼べる人がいると言っていました。
神様や弘法大師は目に見えないけれど、人に変わってメッセージをくれるそうです。
KIKCAFEをオープンして赤字だけが大きくなって1年も経たないうちに辞めてしまおうと思った時がありました。
その時Nさんが「辞めるのも良いけど、せっかくお店作ったんやから、1回でも良いからオープンして良かったと思える事を経験してからの方がええんちゃうかな??」ってサラッと言いました。
KIKCAFEで沢山の出会いが生まれ、コミニュティ が出来上がり気づくとKIKCAFEは私にとってオープンして良かったと思えるものになりました。
あの言葉がなかったらもうKIKCAFEはなかったかもと思うと感謝しかありません。
コロナ渦中は、実は元気に見せていたけれど目眩ノイローゼになっていました。
どこか悪いんじゃないか?と病院ばかり通っていたのですが、そのことを話した時もNさんがサラッと言いました。
「目眩は昔からやろ?今どうかなったわけではないから心配せんでええと思うよ」
確かに20代のときから「あー目が回る」って言ってたし、Nさんの前で頭抱えて座りこんだ事がある事も思い出し、そんな一言から目眩ノイローゼも一瞬に安心に変わっていきました。
目眩の恐怖はありますが死ぬわけではないと実感(笑)
従兄弟がピンピンコロリで天国に行ってしまったので仏壇に会いにもいきました。
お迎えしてくれたのは、従兄弟の娘のみほちゃんと娘さんのしおりちゃん。
彼女と最後に会ったは2009年。
しおりちゃんが私のことを「KATーTUNの人でしょ?」って言っていたとか。
あの頃は会社の部下と中丸君に会いたくて東京ドームに通っていました。
色々な時代があったなって思います。
次会う時は「三代目の岩ちゃんの人ね」って言われちゃうのかな??
久々に会えて、また共通の趣味も見つかったり。。。
最後はご先祖様のお墓参りで、今回の旅が終わりました。
今日の日がまた10年後、良い思い出になりますように。
明日は開運書道と彩華さん鑑定日です。
お待ちしています。
KIKCAFE
横浜市保土ヶ谷区岩井町29ー4
045-334-1114