歩いている人の風景が変わると、あれもう今年も終わると感じます。
カフェ好きの私も普段は、お店の雰囲気やメニューに気を取られるのですが、この季節は人間観察をしてしまいます。
年末に近づいてくると、クリスマスのグッズやお正月用品が並ぶと、誰もが1年を振り返ったり、故郷を思ったり、ワクワクと切なさが一緒にな感じるような気がします。
去年、カフェで感じたおじいちゃんとおばあちゃんの会話になんとなく胸がキュンとした記憶が今もあります。
昨日、穴八幡で友人と別れて、どうしてもいつものように珈琲が飲みたくなりました。
東京大神宮に行って、ちょっと古い雰囲気のある珈琲屋さんがありました。
タバコの臭いがしたので、ちょっと違ったかな?と思ったのですが長時間じゃなければととりあえず珈琲を飲む事にしました。
煙草がなければ、昭和の雰囲気のする喫茶店は落ち着きます。
しばらくして、隣にちょっと悪そうな2人が入って来ました。
ところが会話を聞いて、ギャップにびっくり。
「俺のおじいちゃん煙草吸いすぎて、最後は呼吸出来ない状態で死んじゃったんだよね。だから俺に煙草やめろってメッセージくれた感じがして」
「身近な人が死んでいくの見るの初めてで。俺おじちゃん大好きだったんだよね。死んだ今でも好き。ただ思ったのが人は生きているうちはなかなか言えないことってあるじゃん。おじいちゃんの死で学んだ事、良い言葉やメッセージは感じた時に伝えたい。
最後におじいちゃんに感謝伝えられたこと本当に良かったと思い。」
悪そうな2人が入って来たという印象から、あー良い話し聞いたなってほんのりハートが熱くなりました。
そして空がすごく綺麗な日でした。
KIKCAFE
横浜市保土ヶ谷区岩井町29ー4
045-334-11114