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小さな本屋さん

出版不況と言われ、小さい本屋さんが街からどんどん減っていきました。

大きい本屋さんで本を探すのも好きですが、昔ながらの本屋さんも懐かしく思います。

転勤族の私ですが、どこの町に住んでも近所に小さな本屋さんがありました。

小さい本屋さんなので、毎日のように通っていたので、どこの本屋さんでも顔を覚えられてしまうほど。

本屋さんが「立ち読みしないで・・」というような目つきでいつも見ているので何も買わないで出るのも申し訳ないような気がして、そんな時は薄い一番安い文庫を買ったりしていました。

 

短大の時は、バス停の前に本屋さんがあったので、バスが来るまでの時間潰しに毎日本屋さんに行っていました。

短い時間に小さなスペースで一冊の本を見つけます。

時間がないので、あまり興味のない本や知らない作家さんの物を買う事もあったのですが、それが新しい世界を知るきっかけに繋がる事もありました。

鎌倉の小町通りに私が生まれる前からある(1957年創業)大里書店という小さな本屋さんがあります。

先日久しぶりに寄ってみました。

昔風のレイアウトに本の匂い、ちょっと懐かしい気持ちになりました。

昔のように「何か買わなきゃ」なんて思い、普段絶対手に取らないような本を買いました。

3分で読めるというキャッチに惚れて購入。

大好きなカフェで短編を楽しんでいます。

ただお茶を飲みに行くだけのカフェですが、お客様みんな、どんな人にも違ったドラマがあるのだな。。。って痛感します。

喫茶店の物語

KIKCAFEの物語?

鎌倉のショコラトリーキャメルでチョコレートシューを読みながら、KIKCAFEの短編ストーリーが頭に浮かなんじゃったり。

小さな本屋さんの特権。

いつも会えない本に出会えるそんな気持ちになりました。

そしてやっぱり私は電子書籍よりも印刷の匂いがする本が好きなのです。

 

KIKCAFE

横浜市保土ヶ谷区岩井町29ー4

045-334-1114

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megumi

大手ハウスメーカー、インテリア業界でインテリアコーディネーターを経験。福祉住環境コーディネーターとしてデイサービスのプロデュ―スを経験しシニア業界に興味を持つ。40代から出版界に入り、出版、イベント、OEMの企画、アーティストプロデュ―スを経験。

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