ツアー最後は滋賀県の石山寺でした。
小野小町の世界から今度は廬山寺に続いて、源氏物語の世界への突入です。
石山駅に着いたら既に源氏物語の雰囲気です。
山門でツアーガイドさんと待ち合わせです。
石山寺は、「源氏物語」のはじまりの地です。
琵琶湖の湖面に映った十五夜の月を眺めて、須磨の「今宵は十五夜なりけり」の一節を書き出したことが、「源氏物語」の始まりだったと言われています。
私はお月見にもこのお寺を訪ねているので今回2度目。
前回は夜だったので、月の美しさと神秘的な能の舞に感動して帰ってきました。
くぐり岩は、天然の胎内くぐりと言われ、自然の大理石でできています。
ガイドさんに「くぐってみますか?」ち言われ、軽い感じで入ってみたら、頭を何度もぶつけそうになるくらい天井が低く迫力がありました。
石段を沢山のぼるのですが、楽しすぎて腰の痛みも忘れてしまいましアデノラリンのせいかな??
紫式部の縁のお寺ですが、境内は歴史上の人物の話しが沢山出て来ます。
本堂は桃山時代の淀殿の寄進、懸崖は長谷寺や清水寺と同じ工法で2つの時代の合体になっています。
山門の仁王像は頼朝の寄進。
またお寺のちかくには芭蕉が仮住まいした「幻住庵」もあったり島崎藤村が滞在した蜜蔵院もあります。
そんな事から文学のお寺としても知られています。
頂上からは瀬田の唐橋も見えます。
本格的な唐橋を架けたのは戦国武将・織田信長。
約1時間半の石山寺の旅。
今回はあまりおみくじを引くのをやめていたのですが、最後のしめに源氏物語みくじを引いてみました。
縁起よく大吉でした。
めづらしき 光さしそふさかづきは もちながらこそ千代もめぐらめ
KIKCAFE
横浜市保土ヶ谷区岩井町29ー4
045-334-1114